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第3回 研究報告会

先進医薬研究報告会

 令和元年12 月13 日(金)ザ・プリンスさくらタワー東京2F コンファレンスフロアにて第3 回先進医薬研究報告会を開催いたしました。
 当日は、平成30年度 若手研究者助成金受領者、平成28年度 特定研究助成金受領者、財団関係者、聴講者の方々を含め約70 名の参加がありました。
 開会にあたり、和田邦義理事長より財団事業の紹介、本研究報告会の目的について紹介がありました。

(和田理事長 挨拶)(口演会場)

 平成30 年度の若手研究者助成金受領者の発表は分科会形式で、3 会場に分かれて行われました。
 「精神分科会」では、白川治先生(評議員)、尾崎紀夫先生(評議員)を座長に、10 名の若手研究者により統合失調症、発達障害、自閉症、認知症に関わる研究等について口演発表が行われました。
 「血液分科会」では、坂田洋一先生(評議員)、原寿郎先生(理事)を座長に、10 名の若手研究者により免疫、血管炎、細胞療法、造血幹細胞、血小板に関わる研究等について口演発表が行われました。
 「循環分科会」では、峰松一夫先生(理事)、島本和明先生(理事)を座長に、10 名の若手研究者により脳梗塞、動脈硬化症、心不全に関わる研究等について口演発表が行われました。
 また、理事、選考委員で構成される審査委員が若手研究者の発表を審査し、各分野1 名の最優秀発表者(継続助成交付対象者)が選考されました。

(座長:白川 治先生) (座長:尾崎紀夫先生) (座長:坂田洋一先生)
(座長:原 寿郎先生) (座長:峰松一夫先生) (座長:島本和明先生)

 分科会終了後、武田雅俊先生(理事)を座長に、平成28 年度 特定研究助成金受領者である久保田義顕先生による研究成果の報告が行われました。
 久保田先生は「マイクログリア血管を介した精神神経疾患発症メカニズムの解明」というタイトルで、精神神経疾患、特に自閉性障害の発症・増悪のメカニズムに関し、中枢神経系における免疫細胞であるマイクログリアの寄与について、Leucine rich repeat containing 33(Lrrc33)の機能を中心に、KO マウスを用いた基礎的検討の結果を報告されました。その結果、ヒトの自閉症の少なくとも一部は、マイクログリアを中心とする炎症によって引き起こされる可能性があることが明らかになりました。報告後の質疑応答ではヒトとマウスの表現型の違いやマイクログリアの活性化の意義などについて活発な議論が行われました。

(座長:武田雅俊先生) (演者:久保田義顕先生) (挨拶:幕内雅敏先生)

 特定研究報告終了後、意見交換会を開催しました。幕内雅敏先生(理事)のご挨拶の後、「平成31 年度(2019 年度)海外留学助成認定書贈呈式」および「若手研究者助成 最優秀発表者認定書贈呈式」を行いました。「若手研究者助成 最優秀発表者」には今後1 年間の研究助成が継続され、助成金100 万円が支給されます。
 本年度も多くの先生方にご参加いただき充実した研究報告会となりました。


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